セミナー
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明治学院大学経済学部 CSR特別講座2017「ステークホルダーの要請とその対応」

第1回 4/14(金)
 
CSRの基本とリスクマネジメント
濱地良行氏
講師 濱地 良行 氏
一般財団法人リスクマネジメント協会理事兼事務局長
内容 様々なステークホルダーに対するリスク管理を実行し企業価値を向上するためにも、CSRの位置付けは、それまでの”Please”から”MUST”へと、より重要度を増している。
第2回 4/21 (金)
 
企業が取組むCSRとは?
田中宏司氏
講師 田中 宏司 氏
  元「ISO/SR国内委員会」委員・東京交通短期大学 名誉教授(元学長)
内容 社会的責任についての規格として2010年に発行されたISO26000。ここに提示された7つの中核主題に取り組むことのみならず、今後はSDGsやESGへの配慮も必須となりつつある。
第3回 4/28 (金)
 
SDGs(国連持続可能な開発目標)と私たちの関わり
星野智子氏
講師 星野 智子 氏
一般社団法人環境パートナーシップ会議 副代表理事
  
内容 2015年に達成期間が終了したMDGs。SDGsはそれに変わる開発目標として、17のテーマで構成されている。SDGsへの取組み姿勢が、今後の企業活動に大きな影響を与えることとなる。
第4回 5/12 (金)
  
CSRにおけるNPOの役割
 
新田英理子氏
講師 新田 英理子 氏
特定非営利活動法人日本NPOセンター SDGs事業プロデューサー
内容 CSRに取り組むにあたり、ステークホルダーの要求に応えることは企業の発展にもつながる。そのようなステークホルダー・ダイアログを通したNPOと企業の協働がより一層求められる。
第5回 5/19 (金)
 
人権問題の道しるべ
~企業の人権啓発担当者の視点から~
藤解和尚氏
講師 藤解 和尚 氏
公益財団法人人権教育啓発推進センター 啓発アドバイザー
内容 古くはハンムラビ法典にも記されていた人権に対する概念。1999年の国連グローバルコンパクト以降、ビジネスと人権についてもより深く考えられるようになった。
第6回 5/26 (金)
 
企業に対するステークホルダー(投資家)の期待
  
引頭麻実氏
講師 引頭 麻実 氏
金融庁 証券取引等監視委員会 委員
内容 CSR活動と企業の成長を考えるうえで、投資家は何を評価すれば良いのか。その一つの結論がESGの視点である。投資を通じた接続可能社会の実現に対する意識が投資家の間で芽生えつつある。
第7回 6/02 (金)
 
CSRと統合報告書の動向
~ESGの潮流と現況~
大津克彦氏
講師 大津 克彦 氏
宝印刷グループ 株式会社ディスクロージャー&IR総合研究所 ESG/統合報告研究室 上席研究員
内容 ESGの視点から企業を判断する投資家が増えるなか、企業側もその要望に応えようとしている。実際、財務と非財務の二つの情報を提供する統合報告書を発行する企業が急速に増加している。
第8回 6/09 (金)
 
カルビーのVisionとCSR
 
早川知佐氏
講師 早川 知佐 氏
カルビー株式会社
東日本事業本部長
内容 創業60年を向かえ、それまでの創業者経営から大きく変革。顧客・取引先、従業員とその家族、コミュニティ、そして株主というステークホルダーに向け、より透明性の高い企業へと着実に進む。
第9回 6/16 (金)
 
カシオのCSR
~マテリアリティに基づく取組み~
小林誠氏
講師 小林 誠 氏
カシオ計算機株式会社
執行役員 CSR推進部長
内容 カシオのCSRビジョン実現に向けてGRI G4を機軸にしたマテリアリティ(重要課題)を特定。そのプロセスでは自社やステークホルダーの重要性も洗い出し、総合的に推進している。
第10回 6/23 (金)
 
ネスレのPurpose(存在意義)と共通価値の創造の実践
冨田英樹氏
講師 冨田 英樹 氏
 ネスレ日本株式会社
ステークホルダーリレーションズ室 室長
内容 乳児用乳製品がスタートだった150年の歴史から、家族の健康、農業支援によるコミュニティ活性化、水資源への配慮という課題に対して、古くから取り組んできた。
第11回 6/30 (金)
 
ブリヂストンのサステナビリティへの取り組み~Our Way to Serve~
稲継明宏氏
講師 稲継 明宏 氏
株式会社ブリヂストン 
CSR・環境戦略企画推進部 部長
内容 世界のモータリゼーション化は加速することが予想される。そのような中、自社のCSRに関する「22の課題」に基づき、17年3月に新たなCSR体系の”Our Way to Serve"を発表した。
第12回 7/07 (金)
 
SOMPOホールディングスのCSR
 
金井圭氏
講師 金井 圭 氏
OMPOホールディングス株式会社
CSR室 リーダー
内容 防災教育の普及啓発やテレマティクス技術を利用した安全運転の支援サービス、気象観測衛生を活用した東南アジア向け天候インデックス保険など、損保・生保の立場からCSRを実践。
第13回 7/14 (金)
 
CSRで世界はこう変わる
水尾順一氏
講師 水尾 順一 氏
日本経営倫理学会副会長
駿河台大学教授・博士
内容 今、世界的に見てみると、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資、SR(社会的責任)バンキングに対する投資家の注目が集まっている。CSRが市場原理として、確実に動き出している。